房総夢日記

房総で釣り・採集等をしています!

八重山遠征! Part 4 ~ひとりぼっちの釣り編~

いよいよ最後の内容になります。

西表島最終日~石垣です。

とても楽しかった西表島遠征もいよいよ終わり。最後に大原の港で釣りをしてみることに。

ゴロタ場のようなところがあり、魚が居着いていそう。

しかし、エサがないのでスーパーでお昼ごはんと一緒に購入。

人間の餌と魚の餌が同時に手に入るので、西表の店は便利。

HTくんと自分で釣り開始。

さっそく一投目!

いい引き。


ミナミクロダイ


オキフエダイ


メギス

その後、たくさん釣れるも同じ種類ばかり。

特に種類不明の黒いスズメダイは山のように釣れます。

HTくんは釣り道具を送ってしまっていたの、持っていた糸で釣りをしていましたが、表層までしか仕掛けが届かず、結局何も釣れずでした。

そして、船に乗って石垣島へ到着。

その日3人が東京へ帰宅するのですが、飛行機の時間にだいぶ余裕があったので、とりあえず釣りでもすることに。

隣に一本釣りをしているおじさんがいたので、釣果に注目しつつ釣り開始。

一投目。まずはロクセンスズメダイ。

2投目、レア物狙いで底まで落とす。すると、入れ食い!


スズメダイ 3連掛け!


スズメダイの3種盛!(ロクセンスズメダイ、モンツキスズメダイ、ニセネッタイスズメダイ)

嬉しくねえ!

三浦半島イワシのようにスズメダイが釣れてくる。

海の中は一体どうなってるんだ!

そして、スズメダイしかいない海なんて嫌だ!!

「他の魚釣れてくれ〜!」と願う。

すると新魚種追加!結構いい引き。

・・・・・・

スズメダイじゃねえか〜〜!


クラカオスズメダイ

だめだ、この海にはスズメダイしかいねえ・・・・

と諦めかけたその時!


ロクセンスズメダイ、ダンダラスズメダイからの〜オジサン!

やったーー!スズメダイ以外の魚がいることが証明された!

これにて一安心。

と、その時、海面に巨大な魚影が!!

ダツ??いや違う!でかすぎる!

ラクーダ(オニカマス)だ!!!

120cmくらいはあろうかというオニカマスが港内を悠々と泳いでいる。

恐ろしい港だ・・・・

と、その時!隣のおじさんが掛けた!!

相当なビッグファイトをしている!

10分くらいの格闘の末、表層に巨大な魚影がチラリ!

銀色をしている!相当でかい!

上がってきたのはなんと、


コロダイ 70cmオーバー

こんなものが釣れるのか〜、港内のポテンシャル恐るべし!

そして、楽しい時間を過ごせた皆様は東京へ帰って行きました。

ここからは、Tくんと自分の二人だけ。

とりあえず宿で一休みしてから、スーパーでお買い物。

みんなで飲みたかったですが、二人飲みです。


てんぐはぎ、サーモンの刺身とイカそうめん、キャベツ、カップラーメン、ごはん

そして、ワイン!

豪華なようで、豪華じゃない品々。

気になるてんぐはぎはとてもおいしかったです。

その夜はTくんと、とてもとても楽しい話をして、気づけば11時ぐらいになっておりました。

翌日。

Tくんが東京へ向けて、帰ってしまいました。

ついにひとりぼっち!

とりあえず、ピエリスさんとその他の人々におみやげを購入。

その後、ちょっとした茂みへ行ったり、マングローブ、ビーチへ行ったりしました。


マングローブ(西表と比べてしまうと、なにか物寂しい)


ドブ川(ティラピアの巣窟でした)


茂み


オオキンカメ

しかし、暇。

石垣港へ戻って釣り!

この日も最初からフルブースト!


スズメダイの4連掛け!!

そして、早くもスズメダイ以外の魚がヒット!


ハクセンタマガシラ


ヤライイシモチ


ヤシャベラ


クサビベラ

意外といろいろいるじゃないかーー!

前日のスズメダイ地獄はなんだったんだろうか。

その後もたくさん釣れます!

そして、回遊魚も現れ出します。

グルクンとウメイロモドキの群れが来遊。

表層は魚だらけに!

しかし、針が大きいのかなかなかかからない。

そして、ついにゲット!


ウメイロモドキ!

ラストスパート!


トゲチョウチョウウオ


メギスとニセネッタイスズメダイ


メギス???

西表島石垣島を合わせればかなりの魚種が釣れたと思います!

こうして、ぼっち旅も終わって、帰宅です。


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今回思ったことは、西表島はすごすぎる!ということ。

いままで多くの沖縄の島々へ行ってきて、生物の観点から見れば、西表島は群を抜いて面白いと思いました。

やはり、手の付けられていない自然が多いということが島の多様な生物種の保持につながっているのだと思います。

絶滅危惧種に指定されている生物種をいとも簡単に観察できるのも、島の豊かな自然が保たれている証拠だと思います。

日本のアマゾンはどこか?と聞かれたら間違いなく、西表島と答えます。

それほど、雄大な自然が残っていると同時に、人の手がつけられていないので、危険な面もあります。

山などへ入る場合はツアーなどを利用し、安全を考慮して楽しむことをおすすめします。

今回の遠征を支えてくれた、宿の方、身内、そして同行メンバーのみなさんには感謝しております。

楽しい時間をありがとうございました。

そして、いずれまた行きます!